ソウルに行くからには、韓国といえば!っていう象徴的なところに行きたいな〜
そんな時におすすめなのが、青瓦台の観覧だよ!
ソウルと言えば景福宮、南大門市場、明洞など様々な観光名所があって楽しいですよね。
まだ行ったことはない場所に行きたいな〜と考えているそこのあなたにおすすめなのが、青瓦台!
旧韓国大統領官邸(大統領の住居や執務室)が置かれていたこちらの公園は、2022年5月10日に尹錫悦大統領が執務室を移動して以来、無料で一般開放されることに。
韓国関連ニュースでお馴染みだった本館をはじめ、韓国の政治にまつわる伝統的で美しい建物の数々を見ることができます。
政治に興味がない人でも、建物自体が見応えたっぷりなので行く価値大アリですよ!
景福宮からも近いので、両方行くのも◎!
所要時間は官邸・青瓦台本館の2つで約30分〜1時間、全部で1〜2時間程度と比較的短い時間で回ることができるため、少し予定が空いた時にもぴったりです。
本記事では、2024年1月に実際に行ってみた経験をもとに、受付方法から内部の様子までをご紹介します。
受付方法
毎週9:00~18:00(火曜日は定休日)に会館している青瓦台。
2024年1月現在、日本人が観光で行く場合の受付方法は主に2つあります。
①韓国の電話番号を使って公式サイトで予約(希望日の4週間前から当日まで可能)
②観覧当日に正門もしくは春秋館総合案内所(37門)で入場受付(パスポート提示あり)
どちらの場合も、9:00-10:30、10:30-12:00、12:00-13:30、13:30-15:00、15:00-16:30、16:30-18:00(12月〜2月は16:00-17:30)の6つの時間帯で入場時間が区切られています。
私は今回韓国の知人と行ったため、①から予約してもらいました!
韓国の電話番号付きSIMカードを購入した場合も①で予約可能なのですが、予約サイトが韓国語なのでご注意を。
基本的には②で全く問題ないです◎ 各入場時間のはじめに門に行くと安心だと思います。
今回私は日曜日のお昼頃に行ったのですが、中も混んでいなかったので、平日・休日問わず待ち時間はそこまで心配しなくても良さそうです。
受付を済ませたら、いよいよ敷地内へ入ります♪
敷地内の説明書きは基本的に韓国語と英語なので、入口のこちらのパンフレットを持っていくと現在地・各建物の用途や歴史などが分かって良いですよ。
2024年1月現在、青瓦台ではトイレを建設中のため、中にあるのは仮設トイレのみとなっています。事前に綺麗な場所でトイレを済ませておくのがベターです。
敷地内の様子
入口〜官邸
私たちは春秋門から入場したのですが、まず驚いたのが、敷地内に坂が多いこと!
途中には庭園が広がっていて景色も綺麗なのですが、メインの建物の一つである官邸に行くまで、坂道が続いていました。
足腰が辛い方や、疲れている方は少し注意が必要かもしれません…!
私たちがまず向かったのは、大統領家族が以前暮らしていた官邸です。
こちらの門をくぐると、中の官邸がお出迎え。
少し見切れてしまっていますが、こちらの建物の屋根にも、韓国の伝統的な屋根によくいる置物(孫悟空たち)が乗っていてかわいい!
中に入ることはできないのですが、外からキッチンや美容院、居間をはじめとした一部の部屋を覗くことができます。
建物内に美容院があるんだ!? というのが、まず一番の驚きでした。他の部屋も豪華で、この中でくつろぐことはできるのかな……なんて思ったり。
雨どいの役割をしている、鎖樋がおしゃれです。
官邸は外から1周する形で見学するので、混んでいなければ10分〜15分くらいで全て見終えることができると思います。
青瓦台本館
次は、正門の正面に位置している青瓦台本館へ向かいます!
仮設トイレに行きたい場合は、官邸と青瓦台の間に複数置かれているので、こちらで行くと行きやすいかも。
中に入るとまず目に入るのが、豪華な階段と大きな朝鮮半島の絵!
記念写真ブースとなっているので、私も一枚撮ってもらいました♪
階段を上がって、大統領の執務室や会議室を見てまわります。
どの部屋もシンプルながら格調高いですね。部屋を見ているだけで、政治家の方々がここに集っている様子が容易に想像できます。
面白かったのは、歴代大統領の肖像画と歴代夫人の写真が飾られていたこと!
写真左から三番目の盧元大統領だけ、背景が輝いてるのが少し不思議でした。
たまたま知り合いに金泳三元大統領の元で働いていた警察の方がいらっしゃったので、金泳三氏の肖像画もパシャリ。こちらには、尹錫悦大統領以外の皆さんの肖像画がありました。
青瓦台本館も、列に沿って見学することになるため、15〜30分ほどで大体全ての部屋を見終わることができます。
私たちはこちらの二つの建物のみを訪問したのですが、敷地内にはこのほかにも如来像や常春斎(イベント用の韓屋)など見どころがいろいろ。
韓服を近くでレンタルしている場合はそのまま入れるので、韓服で訪れるのもおすすめ!
定期的に写真ブースがあるので、インスタ映えもバッチリです。
(下の写真は、「青瓦台 国民の元へ」と書かれたスローガンの写真ブース)
周囲を山々に囲まれているので、景色もいいですね。
時間がある方は、景福宮を含めてぜひゆっくりまわってみてください!
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いかがでしたか?
無料開放された今だからこそ観光できる青瓦台。
皆さんもソウルを訪れた際には、是非訪れてみてくださいね!
※日本語での公式ガイドはこちら