【必見】世界遺産・水原華城を観光しよう!おすすめの周り方や見どころ紹介!

水原の景色の写真 海外旅行
あや
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世界遺産の水原華城に行ってみたいな〜でもどうやって周ればいいかな?

ソウルから約1時間で行くことができて、見応えたっぷりな水原華城。

李氏朝鮮22代国王・正祖によって18世紀後半に築かれたこちらのお城は、1997年にユネスコの世界遺産に登録されています。

メインの城郭は2022年4月以降無料になっていますし、周辺はおしゃれなカフェもあるので、ソウル以外の都市へ少し足を伸ばしてみたい方や、韓国の歴史的な建物を巡ってみたい方にぴったり♪

本ページでは、そんな水原華城へ行ってみたいけど周り方が分からない方に向けて、元水原市民の方に聞いた&私が体験したおすすめの周り方・体験スポット・食事どころを、くまなくご紹介します!

2024年1月現在、日本語の公式サイトの情報(時間・値段など)が更新されておらず古いため、知りたい情報がある場合は韓国語版公式サイトを翻訳して内容を確認するのがおすすめです。

水原華城へのアクセス・周り方

水原華城の夜景の写真
蒼龍門の近くでパシャリ!とてもフォトジェニックな光景でした♪

個人的なおすすめは、明るい時間帯に水原行城・水原華城博物館といった周辺の観光地へ行ってからメインの水原華城へ行くことです。

水原華城は夜ライトアップされるため、壮大かつフォトジェニックな風景を楽しむことができます。

また、水原華城関係のアクティビティで特におすすめしたいのが、弓矢体験と気球に乗ること

特に日没の少し後に気球に乗ると、運が良ければ夕日とライトアップが同時に見れるためとても綺麗です♪

※ライトアップ時間は定まっていないようなので、日没後のやや薄暗い時間くらいが狙い目だと思います!1月頭だと、17時40分あたりでした。

午後から水原コース

①ソウル/韓国民俗村を午前中観光②ランチ③水原行城④蒼龍門近くで国弓体験→⑤水原御車で城郭を1周→⑥蒼龍門近くで気球体験⑦蒼龍門〜訪花随柳亭〜華虹門まで城郭散歩⑥水原で夕飯→ソウルへ

こちらはソウル(もしくは韓国民俗村)半日・水原半日という形で観光できるため、滞在日数が短めの方や、効率的に水原を周りたい方におすすめ!

韓国民俗村では韓国の歴史や文化を学ぶことができるので、水原華城と同日に周るのにもピッタリです。

韓国民俗村の様子の写真

人気のアクティビティや名所をしっかり抑えているため、半日でも十分楽しむことができますよ。

ちなみに韓国民俗村から水原華城へ行く場合は、

①韓国民俗村から徒歩4分のバス停「民俗村駅(민속촌)」から37番のバス乗車

②約30分乗車後、「東水原交差点駅(동수원사거리)」で66/83-1/62-1/66-4/88/3/61/27番のどれかのバスに乗り換え

③約10分乗車後、「八達区役所・華城行宮・水原聖地駅(팔달구청.화성행궁.수원성지)」(水原行城に行く場合)

もしくは「長安門・水原伝統文化館駅(장안문.수원전통문화관)」(長安門に行く場合)で降車

という形で行くと1時間程度、1150ウォン(126円)程度で着くことができます。

(他にもいくつかルートがあります!)

タクシーだと約30分で20000〜25000ウォン(2200〜2700円)程度なので、人数が多い場合や時間を短縮したい場合はこちらもおすすめ!

あや
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どちらで行くとしても、現地でNaver Mapを使って行き方を調べるのが◎です♪

1日水原コース

八達門・南門市場で朝ご飯→②水原行城→③水原華城博物館→④ランチ→⑤(華西門〜)長安門〜蒼龍門を散歩しつつカフェ巡り→(⑥華城御車)→⑦弓矢・気球体験→⑧水原で夕飯→ソウルへ戻る

こちらは、城郭もしっかり散歩しつつ、水原の名物であるカルビや可愛いカフェを堪能できるコースです。

特に八達門からバスで10分ほどの有名カルビ店・カボジョンカルビや、華虹門のすぐ近くの有名カルビ店・ヨンポカルビ、長安門を一望できるカフェ・HEOLなど、水原には華城以外の魅力もたくさんあるので、ゆっくり周ってみてくださいね♪

なお、弓矢は17時半(11月〜2月は17時)までなので、もしやりたい方は時間に気をつけてください!

それでは、私が実際に周ってみて良かったおすすめスポットをご紹介します。

見どころの紹介

水原行宮

水原行宮の入り口の写真

開場:9:00〜18:00(受付17:30まで)

入場料:大人1500ウォン、学生1000ウォン、子供700ウォン

※5月初旬から10月末までの水曜〜日曜日は、夜間の18:00〜21:30(受付21:00まで)も見学可能

華城を建てた王・正祖が父の墓を訪れる際の臨時の住まいなどに用いられたこちらの建物。

1996年より復元事業が始められたとのことで、中に入ると色鮮やかな建物はもちろん、随所に置かれた人形によるドラマさながらの光景が楽しめます。

水原行宮の中の人形の写真

こちらは入場料がかかるのですが、私が両替直後で50000ウォン札を出してしまったところ、「大きいお札はダメ」と断られてしまいました。(クレジットカード決済もできたので、そちらで払いました◎)

現金払いで入場したい場合は、念のため細かいお札も持っていると安心かも!

奥には丘が広がっており、そちらにも歩いて行くことができます。

丘の中腹にある内舗舎(兵士が外部からの攻撃などを監視する詰所)や未老閑亭(正祖が退位した際に過ごすための場所として作られた所)からは水原が一望できて綺麗ですよ。

水原行宮の近くの未老閑亭の写真
未老閑亭から一望できる水原の景色

近くにあった説明曰く、緊急事態が発生した時は、内舗舎にあるこちらの魚の形の鐘を叩いて周囲に知らせたそうです。少しだけ、韓国のたい焼きと形が似ている気がします…!

水原行宮の内舗舎の写真

気球(フライング水原)

フライング水原の写真

運行:平日 12:30〜21:30(受付21:00まで)
         休日・祝日 11:00〜22:00(受付21:30まで)

料金:大人20,000ウォン、青少年18,000ウォン、小学生17,000ウォン、2歳以上〜幼稚園14,000ウォン

蒼龍門の近くでぷかぷかと浮いているこちらの気球。

気球の真下に行くと、乗り場とチケット売り場があります。

実際に乗ってみると想像よりずっと意外と高くてびっくりしました。公式サイトによると70〜150mまで上がるそうです。

水原全体を見渡せる感動もさることながら、少しだけ足がすくみました(笑)

個人的なおすすめは夕暮れ〜夜景のタイミング。私たちが乗った時はちょうど日が沈んだ頃だったので、ライトアップされたお城が見られて絶景でした!

フライング水原から見た景色の写真
あや
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城郭とビル群が合わさって圧巻の景色でした!

国弓(韓国の弓射)体験

国弓体験の写真

※画像は水原文化財団公式サイトより引用

時間:毎日9:30〜17:30 (11月から2月は17:00まで ※毎日昼の12:00〜13:00は休み)

料金:一人10発セット2000ウォン

蒼龍門のふもとで一際目立っているのが、220年以上前の武芸稽古場で参加できる弓矢体験。

大きな動物の顔が的に描かれているのですが、これは王様しか使えなかったクマの的だそう。

この的、数十メートル先に置かれているのですが、大きいし当たるかな…?と思って試したものの、全然当たらない!

結構な力で引っ張らないと、そもそも的の近くまで矢が飛んでいかないのと、矢が狙った方向に進んでいかないことにびっくりしました。

10発打ち終わった後は、自分で矢を拾いに行きます。地面にしっかり突き刺さっていたので、これが当たった人は痛いだろうな…なんて思いながら拾いました。

体力が少しいりますが、爽快感は抜群!水原へ行く際には、ぜひ試していただきたいアクティビティです♪

蒼龍門〜華虹門(約1.5km程度)

水原華城の夜景の写真

今回私が歩いたコースは、蒼龍門から華虹門までです。

そこまで大きな起伏もなく、25分程度で着くため、運動が苦手な私でも比較的楽に歩くことができました。

こちらのコースは、途中で興味深い建物がいくつかあるので、歩いていて全く飽きません♪

下の建物は錬武台といい、兵士たちの総司令所・稽古場だったとのこと。

ここは、水原華城を一周できる観光車・水原御車の発着場でもあるため、ぜひこちらもチェックしてみてください♪

水原華城の東将台の写真
確かに見晴らしが良かったです…!

こちらは兵士が見張りをしていた所だそう。一面に描かれた顔が怖いですが、ちょっとだけ可愛いかも?

水原華城の見張り台の写真

こちらの訪花随柳亭という建物は、軍事的司令塔兼東屋とのことで、見応えのある豪華な色彩と美しい建築様式が楽しめました。

水原華城の訪花随柳亭の写真

水原の景色をゆっくり眺めながら歩けるので、心地よい気分で散歩できます。

水原華城の夜景の写真

約1.5kmほど城壁に沿って歩いていくと、華虹門に到着!ここから水原の市内観光に戻りました。

水原華城の華虹門の写真

行宮カルグクス(행궁칼국수)

華虹門と行宮の真ん中付近にあるこちらのカルグクス屋さん。

テレビで何度も放送されたことがある有名店らしいのですが、平日夜だと特に待ち時間などはありませんでした。

私たちは煮干しカルグクス(옛날(멸치)칼국수、7000ウォン)と貝のカルグクス(동죽(조개)칼국수、9000ウォン)をオーダーしたのですが、どちらも麺がモッチモチな上に、具沢山でコクのあるスープが美味しい!!絶品!!

カルグクスの写真
上が貝のカルグクス、下は煮干のカルグクス

煮干しのカルグクスの方が少しこってりとした感じでした。

中に入っているこちらのぷっくりとした貝は、シオフキガイと言うそう。

身がぎゅっとつまっていて、噛むとスープが滲みでてきます…!

カルグクスの中に入っていたシオフキガイの写真

華城歩きで少し疲れた体を癒してくれる、絶品カルグクスでした♪

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いかがでしたか?

雄大な城郭に、気球・弓矢や絶景など魅力が盛りだくさんの水原華城。

水原へ来た際は、ぜひ思いっきり堪能してくださいね!

記事内のレートは2024年1月現在のものです。

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