メルボルンでハイキングに行こう!人気コース・1000Steps(Kokoda Memorial Walk)の紹介

オーストラリア生活

メルボルンに、日帰りで気軽に行けるハイキングコースはないかな?

運動初心者でも自然を楽しみつつハイキングできるところはないかな〜

そんな疑問をお持ちの方にピッタリなのが、メルボルンで人気のハイキングコース・通称「1000 Steps」(Kokoda Memorial Walk)

メルボルンCBDから車で約1時間、公共交通機関で約1時間半で行くことができるこちらのコースは、1周約3-5kmほど。

前半は文字通り1000段の階段を上がりながら、熱帯雨林の大自然や綺麗な景観を楽しむことができます。

運が良ければウォンバット、ワラビー、Lyrebird(オーストラリア固有の大きな鳥)といった個性豊かな動物たちも見れますよ!

私は普段運動をあまりしないため、流石に1000段の階段は少しハードだったのですが、階段を越えた後からは無理なく登ることができました。

本記事では、そんな1000 Stepsへのアクセス方法から実際に歩いた感想、注意点、持っていった方がいいものなどを、丸ごとご紹介します!

CBDからの行き方・帰り方(車無し)

Southern Cross Train StationやMelbourne Central、ParliamentといったCBDにある鉄道の駅からBelgrave行きの電車に乗ると、1本で行くことができます

この場合、約1時間電車に乗って着くUpper Ferntree Gullyという駅で降りて、約1.3kmまっすぐ進むと1000 Stepsの入口にたどり着きますよ!

ただ、電車の本数が1時間〜1時間半に1本なので、帰りの電車も事前に考えていくのがベター

私たちの滞在時間は3時間ほどだったのですが、帰りはいい時間の電車がなかったため、

帰りに通ったコース(Belview Terrace Track)出口付近のバス乗り場から693バスでOakleighへ→Oakleigh駅で電車に乗りCaufield駅で乗り換え→CBD到着

という少し遠回りな帰路になりました。

持ち物・事前の注意点

・虫除けスプレー(上着)

・飲み物、軽食

・タオル

・運動靴

暖かい時期に行く場合に忘れずに持っていきたいのが、虫除け

1000 Stepsは森の中を歩いていくため、とにかくハエのような羽虫が多いです!

私は2月末に行ったのですが、半袖で行ってしまったので、寄ってくる虫を追い払いながら歩くことになりました。

もしそこまで暑くない場合は、羽織ものを持っていくと安心かも。

また、一度登り始めると給水場があまりないのと、頂上にはピクニックができる公園があるので、飲み物(と必要なら軽食も)は必ず持っていきましょう!

なお、敷地内での犬の散歩は禁止のため、ワンちゃんは連れていかないように注意が必要です。

また、コース前半はきつい勾配の階段をひたすら歩くことになるため、膝を痛めている方などは控えた方が良いかもしれません。

靴もしっかりとした運動靴を履いてくださいね◎

実際のコースの様子

それでは、実際に登ってみた感想を書いていきます!

①駅からコース入り口まで

Upper Ferntree Gully駅から少し歩くと、ハイキングコースの入口にThe 1000 Steps Cafeというカフェが見えてきます。

コース内にお店はないので、飲食をしたい場合はここで済ませるのがいいかも。

あや
あや

ペットボトル飲料も売っていたので、私たちはスポーツドリンクを買いました!

駅からコースの入り口までは、色とりどりの花が咲いていてとっても綺麗でした。

道の傍に咲いていたお花
道の傍に咲いていたお花

2月末の平日15時くらいに行ったのですが、他の人はあまり見かけずほぼ貸し切り状態でした。

ただ、普段は混んでいるというレビューをよく見かけるので、可能であれば平日に行くと混雑を避けられて良いのではないかと思います。

道の途中にはサインが置かれているので、迷わずにスイスイ進めますよ。

途中でLyrebird TrackとKokoda Track(1000 Steps)の二手に分かれるのですが、右手の1000 Stepsを進みます。

1000 Stepsの入り口
あや
あや

ちなみに、Lyrebird Trackは帰り道として通ることも可能です!

②1000 Steps〜頂上
階段の道

途中から階段だけになっていくので、休み休み歩きます。

そもそもなぜ「Kokoda Memorial Walk」と呼ばれているのかというと、この道はパプアニューギニアのココダ道と見た目が似ているそう。

それで、第二次世界大戦時に、ココダ道で日本軍と戦って亡くなったオーストラリア軍を偲ぶ意味からこのような名前がついているそうです。

コースの由来を記した石碑
コースの由来を記した石碑

今では良好な関係を築いている二ヶ国ですが、ぜひともこの関係性がずっと続いてほしいですね。

パプアニューギニアに似ていると言われるだけあって、熱帯のシダのような植物が辺り一面に生えています。

汗だくになりながら必死に階段を登っていると、ガサガサ!!と明らかに大きな生き物が近くを通る音が……。

大きい動物だったらどうしよう!?と思い見てみると、そこにはオーストラリア固有種・Lyrebird(コトドリ)の姿が。

lyrebirdの説明ボード
頂上付近にあったLyrebirdの看板

日本のキジくらいある大きい鳥で、近くを歩いているだけでも見応えたっぷり。

なんと聞いた音はなんでもコピーできる鳥なのだそうで、私たちが行った時は(鳥っぽい声でしたが)大音量のさえずりが森に響き渡っていました!

なんとか1000段を登りきると、眼下に広がるのは絶景!

頂上付近の光景
あや
あや

ひと運動しただけあって、感動もひとしおです…!

ピクニック場もあったので、ここでお昼ご飯を食べるのも良さそう!他にも、この公園全体の紹介や、第二次世界大戦の戦いに関するボードなどが置かれていました。

③帰り道(Belview Terrace Track)

帰り道はLyrebird Trackを通ることもできるのですが、私たちは道が整備されていてぱっと見で歩きやすそうなBelview Terrace Trackを選びました!

帰り道の写真

くねくねはしているものの広い道で、とても歩きやすい上に、たまに木の間から見える町や森の風景が綺麗です。

ただ、なぜか特にこの道は大きなハエがたくさん寄ってくるので、本当に虫除けを持ってくればよかった…と後悔。

それ以外は下り道は本当に楽で、すいすい帰れました!ほとんど普通のウォーキングと違いがないくらいです。

Oakleigh駅からCBDに帰る途中の夕日も綺麗で、最後までとても楽しかったです♪

夕焼けの写真

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いかがでしたか?

気軽に大自然や景色を楽しめるコースなので、皆さんもぜひ一度足を運んでみてください!

電車が面倒な場合は、カーシェアで車を借りて行く手もありますよ。以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

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